はじめグローバル株式会社

インソールの用途

インソールという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、詳しく解説していきます。

インソールとは靴の中敷きの事です。
靴と一緒に縫い付けられたものがインソールと言われておりますが、一般的には取り外しが可能で後から追加や取り外し出来る中敷がインソールとして認識されています。

インソールの起源は第一次世界大戦(1914~1918年)、ドイツ軍が足の裏に鉄板を入れていたとされています。
米国では、1940年代から陸軍で試験的採用され、70年以上の歴史があります。現在では、医療・スポーツ・小児・美容・企業の労災防止など普及している。

インソールの使用用途としては大きく分けると3つです。

 ①足の汗を吸収し 「防臭」機能が目的のタイプ
 ②足裏の負荷を分散することで「疲労軽減」機能が目的のタイプ
 ③体のバランスを整えたり歪みを改善する「足のトラブル予防」の機能を目的のタイプ

上記3点が主な使用目的になります。
それぞれ詳しく解説していきます。

 ①防臭機能が目的のタイプ
人間の体は約 60%が水分で出来ていると言われています。
両足の裏や爪先を合わせると1日で約200ミリリットル(コップ1配分程度)の汗をかいていると言われております。

足裏は靴の構造上空気が入れ替わりにくいので、湿度が高くなり細菌が好む環境となります。そのため臭いの発生に繋がりやすいのです。
予防するためには、靴の中の湿度を抑える除湿剤や臭いを取るための消臭剤の活用、 取り外しが出来るインソールの活用を行い湿度を抑える方法が有ります。

 ②疲労軽減機能が目的のタイプ
足裏は立つ時や歩く時に 体全体の体重を支えています。
体全体の重さを支えているので大きな負荷がかかっています。
インソールを使用する事で荷重を分散させ疲労の軽減に繋げる効果があります。
最近では立ち仕事の方も疲労を軽減するために使用されるケースが増えてます。

 ③トラブル予防が目的のタイプ
現代人の多くは運動不足から足の筋肉を使うことが少なくなっています。
そのため、足裏に刺激が少なくなることから偏平足や外反母趾にお悩みの方も少なくありません。
インソールを使用することにより、本来の足裏が持つ機能をサポートし体のバランスを整え歪みを改善する効果を持ちます。

以上のように、一般的なインソールはいろんなものがありますが、
個々の独特な歩行の動きを制御できない場合は、
・足や靴にに合わないケース
・足裏のお悩みに対して効果を発揮しにくいケース などさまざまです。

当社では、上記目的の②疲労軽減③トラブル予防の『オーソティクス』を提供しています。
お客様の歩行データを基に、体の歩行時のバランスをニュートラルポジションへ補正するお客様専用オーソティクス(オーダーメイドインソール)を製作・フィッティング・定期点検フォローを行っております。
 (オーソティクスはこちら

足腰の痛みなどトラブルの軽減、けがの予防などお気軽にお問い合わせ下さい。